
腰痛に悩んでいる人に、ぜひ知っておいて欲しいことがあります。
それは、体にも動きたい場所と動きたくない場所があるということ。言い換えると、動く場所と支える場所があるのです。
今日の「俺流総本家」の名言は、「腰痛持ち」。腰の負担を減らして、腰痛持ちから脱却しましょう。
股関節と胸椎を動かそう

動く場所の代表的な関節のである、股関節。可動域が大きいので、普段からしっかり動かせるようにしておきましょう。
股関節の上には骨盤、骨盤の真ん中には仙骨があります。骨盤と仙骨の上に、腰の骨である腰椎が繫がっているのです。
腰椎は、骨が積み木のように重なっています。腰椎と腰椎の間にあるのが、椎間板。椎間板には、クッションのような働きがあります。そして腰椎は動きたくない場所。本来、支える場所なのです。
大きく動かせるはずの股関節がちゃんと動かないと、その上下にある、動きたくない場所に負担がかかります。
たとえば前にかがむとき、股関節ではなく腰椎を動かしていると、腰痛になりやすいのです。これが慢性化すると、腰椎椎間板ヘルニアなどにもなる可能性も!
腰椎椎間板ヘルニアは、20~50歳代の男性に多い病気。発症すると、太ももやふくらはぎなどに痛みや痺れが走し、重症化すると歩けなくなることもあります。
腰椎は5度しかねじれない

腰椎は重なった骨がズレないように留める突起が、下の骨に向かって突き出ています。この突起のせいで、5度ぐらいしかねじれません。
腰椎とよく似た構造を持つのが、胸椎です。胸椎は首の頸椎と腰椎の間にある骨で、胸椎には腰椎のような突起がありません。だから胸椎は、およそ30度ねじれます。
動く役割をもつ胸椎の動きが悪くなると、胸椎の代わりに腰椎が動かざるを得ません。これが何度も続くと腰椎に負担がかかり、腰痛になります。
胸椎をスムーズに動かせると腰椎の負担が減り、腰痛が防げるのです。
運動で動きをなめらかに

おすすめは、簡単なストレッチ。普段からちょっとした運動やストレッチをして、股関節や胸椎の動きをなめらかにしましょう。
それでも「もう手遅れ。今、腰が痛い」という人は、俺流総本家の「腰痛持ち」を着てください。きっと、周りの人が労わってくれます!
【 言葉は行動を作り、行動は未来を作る! 】

前向きな言葉に触れると、少しだけ前に進める様な気がします。 皆さんの人生がTシャツで前向きに変わって頂けたら幸いです!
By 俺流総本家 三代目家元