印刷方法の比較

1. DTF印刷(Direct to Film)

特殊なフィルムに印刷し、粉末接着剤を熱で定着させた後、ボディに熱圧着する方式。

●素材を選ばず、布・ナイロン・ポリエステル・レザーなどに対応
●カラフルで細かいデザインが再現可能
●プリント部分がやや厚みを持つ
●小ロットから対応しやすい

2. カッティング印刷

布用のカッティングシートをデザインの形にカットし、熱圧着する印刷方法。

●単色デザイン向き(グラデーションや写真表現は不可)
●耐久性が高い
●シートの種類が豊富(メタリック、蛍光、反射など)
●大量生産よりも小ロット向け

3. 転写印刷

専用の転写シートに印刷したデザインを、高温・高圧でボディに貼り付ける方法。

●フルカラー対応
●細かいデザインも表現しやすい
●Tシャツだけでなく、マグカップやスマホケースにも対応
●プリント部分がフィルムのような質感になる

4. ガーメント印刷(DTG)

布に直接インクを吹き付ける印刷方法。

●フルカラー・グラデーションが可能
●直接生地にインクを浸透させるため、柔らかい仕上がり
●綿素材に適しているが、ポリエステルなどには不向き

5. 昇華印刷

インクを熱で気化させ、ポリエステル素材に浸透させる印刷方法。

発色が非常に良く、耐久性が高い
ポリエステル生地専用
洗濯してもプリントが剥がれない
綿素材には不向き

6. シルクスクリーン印刷

インクを版に塗り、スクリーンの網目を通して布に転写する伝統的な印刷方法。

印刷方法の比較表

印刷方法 カラー表現 素材の適応範囲 耐久性 コスト 小ロット対応
DTF印刷 ◎(フルカラー) ◎(多様な素材) △(やや高め)
カッティング印刷 △(単色向け) △(布専用)
転写印刷 ◎(フルカラー) 〇(布以外もOK)
ガーメント印刷 ◎(フルカラー) △(綿が最適)
昇華印刷 ◎(フルカラー) △(ポリエステル専用)
シルクスクリーン印刷 △(単色が得意) ◎(多様な素材) ◎(大量生産向け) ×