画像SEOでまず大切なのは、ファイル名やaltを「検索対策の文字列」として埋めることではなく、画像の内容を正しく伝え、管理しやすく整えることです。画像が多いサイトほど、役割の分からないファイル名や説明不足のaltを放置すると、確認や修正に手間がかかります。
俺流総本家では、商品ページやブログを見直す中で、整理対象となる画像を67,982点洗い出しました。すべてを同時に直すのではなく、重要度の高いページから順に、画像の役割、ファイル名、alt、表示状態を確認する方針で進めています。
画像SEOで最初に見る4つのポイント
- 画像がページ内容と合っているか
- ファイル名から画像の内容を判別できるか
- altが画像の代替説明になっているか
- サイズや読み込みが閲覧の妨げになっていないか
ファイル名やaltを整えただけで、必ず順位が上がるとは言えません。とはいえ、ページ全体が分かりやすくなれば、利用者にも検索エンジンにも内容を伝えやすくなります。
ファイル名とaltは、同じようで役割が違う
ファイル名は、あとで見て分かることが大切
「IMG_1234.jpg」のような名前では、管理画面で見ても中身が判断しづらくなります。運用上は、商品・色・向きなど、識別に必要な要素だけを短くまとめると扱いやすくなります。
original-tshirt-black-front.jpg
name-towel-blue-package.jpg
dtf-print-sample-white.jpg
一方で、単語を増やしすぎて不自然な名前にする必要はありません。既に公開している画像のファイル名を変えると、URL変更やリンク切れにつながる場合があるため、参照先の確認ができないものは慎重に扱うのが安心です。
altは、画像が見えないときの代替説明
altはキーワード欄ではなく、画像の内容を短く伝えるための説明です。たとえば商品写真なら、「黒地に白文字を印刷したオリジナルTシャツの正面」のように、画像で確認できる事実を簡潔に書くのが基本です。
- 商品画像:商品名、色、向き、画像で分かる特徴
- 作業写真:何を、どの工程で行っているか
- 図解:図が示す関係や結論
- 装飾のみの画像:空のaltを使う
画像に関係のない語句を足しすぎると、説明として不自然になりやすいので注意が必要です。
67,982点を一括で直さない理由
画像が大量にあると、AIや一括処理だけで進めたくなりますが、商品違い、色違い、表裏の取り違えなどが起きることがあります。そのため、まずは次の順番で対象を絞っています。
- Search Consoleで表示回数や検索語句が確認できるページ
- Google Analyticsで閲覧やキーイベントにつながるページ
- 主力商品、案内ページ、よく読まれる記事
- alt未設定、内容不明のファイル名、重すぎる画像
AIは候補作成や分類の補助には使えますが、最後は本文、商品情報、実際の画像を見比べて確認する必要があります。速さより、誤った説明を公開しないことを優先しています。
画像SEOの見直し手順
- 対象ページの目的と、読者が知りたいことを確認する
- 画像が本文や商品選びに必要かを判断する
- 画像と商品情報を照合し、ファイル名とalt案を作る
- 表示サイズ、縦横比、画質、スマートフォン表示を確認する
- 公開後にリンク切れ、表示崩れ、重複したaltがないか確認する
この流れにしておくと、見直しのたびに判断がぶれにくくなります。特に、画像の役割を先に決めてから説明文を付けると、無理のない運用になりやすいです。
効果の確認は、同じ条件で比べる
変更後は、Search Consoleで表示回数、クリック数、検索語句、掲載順位を確認し、Google Analyticsでは閲覧状況やエンゲージメントの変化を見ます。短い期間だけで結論を出さず、同じURL、近い期間、同じ指標で比べることが大切です。
画像だけを直したのか、本文やタイトルも同時に変えたのかで見え方は変わります。結果を確認するときは、どの要素を変えたのかを分けて見ると判断しやすくなります。
避けていること
- 画像と関係のない人気キーワードをaltへ入れる
- すべての画像に同じaltを付ける
- 装飾画像まで無理に説明する
- 公開中画像のURLを確認せず変更する
- AIの候補を画像確認なしで公開する
画像SEOは、検索のためだけに文字を足す作業ではありません。利用者が内容を理解しやすく、運営側も正しく管理できる状態へ整えることが目的です。
俺流総本家では67,982点を一括処理せず、検索・閲覧データと優先度を見ながら少しずつ改善を続けています。オリジナルグッズ制作や印刷代行に関する案内は、料金・納期・加工サービスの案内とよくある質問をご確認ください。


